高知坐神社 (たかちにますじんじゃ)
高知県宿毛市平田町戸内にある高知坐神社(たかちにますじんじゃ)は土佐の古社「延喜式」式社内21社の一つです。
行事 住所 アクセス
住所 | 〒788-0783 高知県宿毛市平田町戸内 |
電話 | なし |
拝観料 | 参拝自由 |
拝観時間 | 特になし |
主祭神 | 都味歯八重事代主神 |
境内社 | 左官(聖神社、皇太子宮、曽我神社、天満宮) 右官(柴折神社、仁井田神社、大船神社、飛龍神社、鷣高神社) |
高知坐神社 周辺の地図
平田駅から、県道土佐清水宿毛線を三原方面へ300mほど進み、平田小学校手前の道を左折し中筋川にかかる橋を渡ると正面に高知坐神社が鎮座しています。徒歩で約15分。赤の鳥居マークが高知坐神社です。
高知坐神社 の見どころ
高知坐神社へ向かう途中に中筋川が流れており、天気の良い日には川べりで遊ぶ親子連れを見かけましす。
中筋川にかかる橋を渡って正面に高知坐神社の鳥居が見えてきます。
神奈備山(かんなびやま)である高知山(たかちさん)のまっすぐに伸びる古い石段をのぼった先に境内があります。
正面に拝殿があります。
右手にそびえる大木のご神木は樹齢400年(推定)のイチイガシで宿毛市指定の天然記念物となっています。
向かって右側の境内社には柴折神社、仁井田神社、大船神社、飛龍神社、鷣高神社が祀られています。
向かって左側の境内社には聖神社、皇太子宮、曽我神社、天満宮が祀られています。
本殿は有形文化財のため三間四面の覆屋におさめれており、外部からはガラス越しに少し見られる程度です。
高知坐神社 の歴史
高知坐神社は、延喜7年(907)に撰された『延喜式』神名帳にのっている土佐21社、 幡多では3社の中の一つ由緒ある神社です。
創建は不詳ですが、崇神天皇のころに天韓襲命(アメノカラソノミコト:平田町の曽我山古墳の主)が波多国造に定められたと見え、創建をこの頃とする説もあるようです。
境内地では祭祀遺跡の存在が知られ、平安時代の土師器・須恵器が出土しています。
本殿は桁行二間、りょう間二間の三間社流れ造りのおやしろで、 内陣と外陣に分かれており、1544年(天文13)年土佐一条氏4代一条房基の造営、1768(明和5)年宿毛領主山内(安東)氏篤・氏益父子の修復を示す棟札が残されています。
「土佐の小京都」と称される、高知県四万十市(旧中村市)とその周辺を紹介したサイトです